マンションの一階が駅!!/流鉄流山線「幸谷駅」
- 2018.02.04
- 珍スポット・B級スポット
- 人工地盤, 松戸市, 流山市

流鉄流山線「幸谷駅」
駅まで徒歩0分。
夢のような立地。
近年、地下鉄の駅直通のタワーマンションが多く見られる。
しかし、さらにその上を行くマンションの一階が駅という異形の駅が存在する……
あれは、突き刺されるような冷たい風が吹き荒れている日だった。
俺は、仕事で新松戸駅に訪れた。
新松戸駅を出ると直ぐ目の前に、流鉄流山線というローカル線が走っていた。
俺は、流鉄流山線の線路沿いを歩いていた。
視界に飛び込んで来たマンション…
あれ…何か…違和感を感じるな…異変に気が付く…
一階部分を良く見ると駅のホームになっている…これは…駅とマンションが一体化してやがる…
何て珍しい造りなんだ…
胸の高鳴りを感じた。
細胞が勝手に反応する。
俺は、気が付くと駅の方へと走り出していた。
駅の看板が見える。
看板の脇。
高架下。
駅のすぐ目の前は、踏切。
凄い造りだな。
踏切から見える圧巻の景色。
芸術のようだな…
踏切を渡る。
スロープと階段の先。
マンションの入り口では無く駅の入り口。
マンションの看板。
この左隣が、マンションの入り口になっている。
不思議な物件だな。
物件に見入っていると踏切音が響き渡った。
振り返ると列車。
マンションの真下に電車…
シュールな光景。
胸が震える。
細胞が反応する。
体が勝手に動き出す。
切符を購入する。
無人の改札を通り抜ける。
列車へと飛び乗る。
仕事そっちのけで俺は、旅に出た。
路線総延長 5.7 km
7分間の小旅行。
終着駅流山…
一番近い東京まで10分…
東京のすぐそばに、こんなローカル線が存在しているとは…
そんな流鉄流山線は、創業100周年…
歴史とは裏腹にポップな看板に萌え。
乗車時間の7分で味わえる旅している感は異常。
感動…
現実逃避。
仕事…
仕事には戻らなくては…