店名は「ぎょうやさん」だが、名物はテラ盛り炒飯/柏 テイクアウト専門手「ぎょうざやさん」
柏にあるテイクアウト専門手「ぎょうざやさん」
餃子。
それは、思い出の味が強すぎて、理想の味に出会えない幻の食べ物。
炒飯。
これも、また同じ…
デカ盛り。
それは、人々を惹きつけてやまない物。
人々は、巨大な物に興奮する…
ある晴れた日、ある日の、ある時間。
柏の街を散策していた時の事…
視界に入りこんで来た一軒の店「ぎょうざやさん」
手作り…
これは美味そうだな…
昼飯がてら食ってみるかな…
俺は、店内に入った。
テイクアウト専門店だった。
家に持って帰って食べるかな…
メニューに目を通す…
焼き餃子10個で350円か…
これかな…
炒飯の文字が視界に入り込む。
Sで450円でLLで600円か…
腹も減っているしLLと餃子にするか。
この時、俺はまだ、この店の事を何も知らなかった。
店内の椅子に座り待つ事10分。
注文の品を手渡された…
そして、俺は驚愕した…
えっ…何これ…でかくね…
てか重い…
何が入ってんだ…
もしかして…店員さん注文間違えたのかな…
俺は、足早に家へと戻った。
家に着き、逸る気持ちのまま、袋の中身を取り出した。
まず、中から出てきたのは、2つのパックにパンパンに入った大量の炒飯だった…
えっ何これ、量凄くね…
LLってこんな、でけーのかよ…
その重さ1.5キロ…
上がるテンション、湧き上がる高揚感。
はんぱね~な…
この分だと餃子も相当デカいのか!
胸を高鳴らしながら袋から餃子を出す…
餃子は普通…
いやいや…店名「ぎょうざやさん」だし…ここは餃子も巨大にしてくれよ…
しかし、普通は普通だが、普通に美味そうだな…
俺は、餃子をつまみ食べた。
美味い…
こりゃビールだな…
俺は、餃子をつまみにビールを飲んだ。
続いて炒飯を皿に盛り温め直し食べた。
美味い…
しかし食べても食べても無くならない炒飯。
今日は、炒飯でフードファイトか…
俺は意を決し、炒飯を肴に昼から夜まで酒を飲み、炒飯でフードファイトを続けた…