【昭和遺産】廃墟然とした代々木の九龍城「代々木会館」
生ける廃墟「代々木会館」
九龍城
それは東洋の魔窟とも呼ばれた増築され巨大化した複雑怪奇なスラム建造物…
しばし日本でも似たような雰囲気のビルを〇〇の九龍城と呼ぶ
生ける廃墟…
まるで廃墟のような場所…
廃墟のようで廃墟じゃない…
廃墟じゃないようで半分廃墟…
そんなゾンビ物件が世の中には多数存在する…
先日、仕事で代々木に行った時の事だった…
視界に入りこんで来たパチンコB1と書かれた巨大な看板のある古いビル…
しかしパチンコB1と書かれた先にある通路は食堂…
手前の駐車場へはロープが張られ行けなくなっている…
何だこのビル…
さらに良く見ると奥の方の窓など割れている箇所や、自然と一体化している箇所がある…
一見すると廃墟のようだ…
都心の駅前一等地に…なんだかゾワゾワするビルだな…
食堂の奥を覗く…どう考えてもパンチコ屋には続いて無さそうだ…
パンチンコ屋はもうやっていないのだろうか…
上を見上げる…うなぎ屋やビリヤード看板など色々な店舗の看板が見える…
しかしビルへの入り口が見当たらない…
1階へはさっきの食堂からしか入れないようだ…
このビルの中を覗きたい…
そんな衝動に駆られうろうろとしていると…
あった…2階飲食店街への入口…
丁度腹も減ったし…仕事まで時間もあるし…
俺は、胸を高鳴らせ中へと入った。