湯河原の某有名ラーメン店の近くのラーメン屋「国味ラーメン」
湯河原の飯田商店と国味ラーメン
夏、お盆休みを利用して湯河原へラーメンを食べに。
お目当ては、超有名店「飯田商店」。
ある程度並ぶのを覚悟で昼前に着くように列車へと飛び乗った。
列車に揺られる事約2時間。
湯河原へ到着。
街はとても静かだ。
本当にこんな所に噂の行列店があるのだろうか…
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閑静な街並みを駅から歩く事10分現場に到着した。
街の静けさとは裏腹に、店の前には人の群れが…
しかし想定内の込み具合だ。
パッと見1時間もかからんだろうと列へと向かうと…
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このありさまである…
12時を前に、この仕打ち…
完全に侮っていた…これが「情熱大陸」のパワー…そして飯田商店の力なのか…
17時まで待って「食べれるか食べらないか」にかけるか、諦めるか…
しかし頭の中はラーメンの事でいっぱいだ。
ここまで来て食わないわけにもいかない…俺は意を決して待つ事にした。
とは言え5時間…腹も減っている。
頭の中はラーメン…とりあえず別の店でラーメンを食うか…と俺は街を歩いた。
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すると飯田商店の目と鼻の先に国味というラーメン屋が…
地元丸出しというか…地域密着、昔から地元民はココ!といった感じの面構え。
そして今現在は飯田商店諦めホイホイといった立地。
俺は、特に期待もせずラーメンを食べたい一心で店へと入った。
席へ着きメニューを見ると、酒類が豊富。
そして酒もある。
時間もあるしラーメンじゃなくてもいいかと気が緩む。
とりあえず、ビールとつまみにザーサイを頼む。
ほどなくするとビールと炒めたザーサイが…これは…そのままのザーサイが来ると思っていたが…
ザーサイを口へと運ぶ…美味い…ビールにあう…さっと炒める一手間でこんなにも美味くなるのかザーサイ…
なんていうおもてなし…この一手間が、あいらぶゆー。
これは期待できる。
俺は亭主にラーメンを頼んだ。
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そしてほどなくして運ばれてきたラーメン…
こいつは…なんという神々しいチャーシューのフォルム。
色味、バランス完璧なビジュアル…
美味い味のイメージが勝手に脳から舌へと伝わってくる…
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そしてチャーシューを一口…
これはっ舌へと伝わってきたイメージと実際の味がシンクロする。
美味い…いやかなり美味い…そう最高のラーメンだ。
スープ、ワンタン、メンマ、全部美味い…
そして麺…これは…若干粉っぽいな…他が美味いから若干かすんで感じる。
もう一口…うむ…もごもご…もう一口…もぐもぐ…うん…
これは麺だけを食っていると、まるで小麦粉をそのまま食っている気分だ。
麺なのか小麦なのか…しかし徐々にイメージの味とシンクロしてくる。
スープと麺が絡みだす…手が止まらない…後引く味…うまい…
気が付くと丼は、からっぽになっていた…。
しかし俺の心と胃は完全に満たされていた。
残りのビールを一気に流し込み、ゲップと会計を済ませ俺は地元へと帰った。
飯田商店…次回は泊でリベンジだな…