吉野家 羽田空港国際旅客ターミナル店の高級メニュー「牛重」

吉野家 羽田空港国際旅客ターミナル店の高級メニュー「牛重」

吉野家の「牛重」

吉野家…それは男の浪漫…夢…自立への一歩…

男達は吉野家で大人になっていく…

R.I.P吉野家一号店…

追悼の気持ちもこめ吉野家ネタをいっぱつ…

吉野家には、変わった店舗や特殊なメニューが存在する…

伝説の牛丼中止中に一号店と競馬場の店舗のみ食べれた国産牛の牛丼

競馬場の大盛りのみ

日本橋のテイクアウト専門店

国会議員や関係者しか食べれない国会議事堂店の高級牛丼「牛重」…

しかし世界の吉野家のラバーの物達は、この牛重を求め羽田へと向かうのだ…


ある日の夕暮れ…

俺は何かに取り憑かれたかのように東京モノレールへと飛び乗った…

ゆられ辿り着いたのは…

羽田国際ターミナル…

何故俺はここへ…

答えを探し空港を彷徨った…

俺は夢でも見ているのだろうか…

空港に何故か日本橋がある…

まさか…こんな所に…日本橋があるとは思わなかった…

俺は…夢遊病者のようにふらふらと橋を渡った…

橋を渡りきると其処には一軒の吉野家…

妖艶な光を放ち俺を誘っていた…

近づいて見ると其処には…

牛丼とうな丼の間に挟まれた見慣れぬ食べ物が…

重箱に入った牛丼…

俺がここに来た理由はこれなのだろうか…

店内へと吸いこまれるように入る…

するとそこは、他の店舗と変わらない。

いつもの吉野家だ…

勘違いか…ああ…俺は何て無駄な時間をつぶしてしまったのだろう…

しかしメニューを開くと其処には…

和牛 牛重 1240円の文字が…

1240円だと…まじか…なんて高級な牛丼なのだ…

並み3杯食ってもお釣りが来るってレベルじゃねーぞ…

俺は確信した…これだな…きっと俺はこれを食う為にここへ来たのだと…

俺は店員に、牛重を注文した…そして弱々しい声で生卵もトッピングした…

ほどなくしてその重箱は運ばれてきた。

重箱を開ける…

すると其処には、牛丼の宝石がキラキラと輝いていた…

俺は衝動を抑えきれず肉へとがっついた…

うまい…この世の物とは思えん美味さだ…

流石…1240円…ガツガツと一心不乱に肉を食べ勧めている途中…

海苔が付属している事に気が付いた…

くっ海苔だと…!?

どうやって使うんだ…

こうか!海苔と肉と米を巻く…

美味すぎる…

そして残りの肉は黄身の海へとダイブ…

思考停止する程の至高

味噌汁で余韻を流し込み俺は店を後にした…

 

吉野家lover

サンキュー吉野家

これからも俺達にロマンを…