松戸/五香 営業しているのかわかりずらい噂の有名店「13湯麺」

松戸/五香 営業しているのかわかりずらい噂の有名店「13湯麺」

五香 やっているのかわかりずらい店「13湯麺」

松戸に麺マニア達の間で…

営業しているのかわかりずらいと…

ざわつかれている店がある…

それは…五香から少し離れた所にある店「13湯麺」…

店主はラーメン店主育成プログラム「らーめん寺子屋」の塾長にして…

「千葉ラーメン四天王」と称された男…

いわば…麺の達人…

ある日の午後…

仕事で疲れ切っていた体が…

ラーメン屋を欲していた…

そんな時に…

道路の向かい…

視界に入った古びた建物…

シャッターの奥から漏れる蛍光灯の灯り…

店の前に片付けられた看板…

何かの店か…

飲食店か…

まだやっていない感じ…

次回来てみるかと…

道路を渡った…

看板…

かずさんとんみん 13湯麺と記された看板…

視界に入った麺の文字…

ラーメン屋……!?

俺は…

シャッターの横…

半開きの扉から店内を覗き…

「何時からですか?」…

店員に声をかける…

すると…

「大丈夫」との返事…

一瞬理解するまでに時間がかかった…

営業中って事か…

店内に入り席に着く…

ごちゃごちゃしているが…

綺麗に配列されているようにも見える不思議な空間…

メニューはと…

きょろきょろしていると…

店主に…

「提供できるのは…太麺の五香ラーメンだけだけど平気?」

と言われ…

俺は…無言のままうなずき…

ビールを注文した…

仕事で歩き回り…

渇ききった喉をビールで潤した…

空腹の胃袋を炭酸が刺激して食欲を誘う…

静かに…

そう静かに…

俺は麺を待った…

ビールを飲み…

店内を見回す…

100周年まであと70年…………

思考停止…

動き出す脳…

創業30周年という事か…

美味しいうどんの作り方と書かれた貼り紙…

ハッとした…

麺と書いてあったがうどん屋だったのか…

思考停止…

動き出す脳…

五香ラーメンを注文したんだった…

ラーメン屋か…

安堵と同時に着丼…

これが…

五香ラーメン…

店の空間…

外観…

イメージしていたものとは…

良い意味で違う…

美しいビジュアルだ…

着丼と同時に…

麺を口の中いっぱいにぶっこむ…

咀嚼する…

溢れ出る旨み…

口の中でスパーク…

そこに…

チャーシューをぶっこむ…

溢れ出る肉汁とプースー…

絡み合う麺とのマリア―ジュ…

感じるニンニク…

春キャベツの甘味…

ペペロンチーノ…

うまし…