【利根町】柳田國男記念公苑の「蠟石の珠」

【利根町】柳田國男記念公苑の「蠟石の珠」

民俗学の父 柳田國男 第二の故郷 利根町/柳田國男記念公苑

利根町に入るとすぐに大きく「民俗学の父 柳田國男 第二の故郷」と書かれた大きな看板がある…

柳田國男…

大塚英志ファンならすぐにわかる…

漫画「北神伝綺」に出ててる民俗学者 柳田國男…

兵庫県生まれの柳田だが…

3歳~16歳頃まで利根町で暮らしていた…

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柳田國男記念公苑は…

旧小川家の母屋を復元した場所にある…

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駐車場に車を停め…

管理室に申し出ると案内してくれる…

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旧小川家の母屋を復元した場所は…

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玄関に写真があるくらいで中には特に何も無い…

ここは…

会議、講座、宿泊施設として使っている…

宿泊は3024円と激安…

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柳田國男の写真…

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柳田國男 幼少の頃…

13歳からなので幼少期は…

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柳田國男が愛していた木…

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家の裏にある小川家氏神の祠…

この祠にて柳田國男は…

「故郷70年」の中にある不思議な体験をした…

著者「故郷70年」の中より引用…

『14歳の春の日、庭の祀っていた石の祠の中を見たくなって、誰もいないのを確かめてから祠の扉を開けたところ、こぶし大のきれいな蠟石の珠がおさまっていた。 この蠟石の珠は、亡くなったおばあちゃんが生前胸でいつも温めていた丸い珠の石。 珠の石を見て、何とも言えない妙な気持ちになり、しゃがんだまま、よく晴れた昼間の青空を見上げると、そこに幾重もの星が見えた。 すると、突然高い空で鵯がピーと鳴いた。 その拍子に身がギュッと引きしまって、我に返った。 見えるはずのない昼間の星をみるという不思議で、その時は正気を失っていたらしい。 後年、柳田は、異常心理の状況にあり、鵯が鳴かなかったら気が変になっていたかもしれない。珠はおばあちゃんの魂であったと』

と書かれてる…

ファンタジー…

蠟石トリップ…

そして…

この蠟石の珠…

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土蔵を改良した資料館の中に…

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ある…

レプリカだが…

柳田國男は幼少の頃この土蔵の中にあった万巻の書物を読み漁っていた…

その中に日本民俗学の手引書的存在となった『利根川図志』があった…

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今は資料館として柳田國男に関する物が沢山展示されている…

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表の祠は新しい物で…

これが本物の祠…

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日本の物なのだろうか…

怪しいお面…

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柳田國男のゆかりの地の説明…

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書籍も展示されている…

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柳田國男が愛した木…

この角度…柳田國男が観ていたかもしれない景色…

近くにある徳満寺には、柳田國男の原点となった「間引き絵馬」がある…

間引き絵馬を見て衝撃を受けた柳田國男が民俗学に興味を持ったとされている…

確かに利根町は柳田國男第二の故郷かもしれない…

これが利根町クオリティ…