【松戸】新松戸駅前の巨大な赤い鳥居の謎 「明かりのBOX」
巨大な赤い鳥居a.k.a.明かりのBOX
新松戸の改札を出ると其処は高架下…
高架下にピッタリと収まる形で…
真っ赤な千本鳥居のようなオブジェがあり…
人々から謎の赤い鳥居と呼ばれている…
神社もない…賽銭箱も無い…
何故…巨大な鳥居がこんな所にあるのか…
それは…
この高架下は北馬橋ガードと呼ばれ…
新松戸駅から流鉄流山線の幸谷駅への連絡通路の役割を果たしている…
赤い鳥居が出来るまでは、高架橋のコンクリート支柱だった為見通しが悪く、斜めに抜ける人と直進する人とがぶつかる事故が多発していた…
そこで…
人々の流れを真っ直ぐにする事で事故を抑止する目的で…
2002年2月に造られたのが「明かりのBOX」…
通称…
赤い鳥居…
松戸市役所道路維持課が企画し…
デザインをパシフィックコンサルタンツに依頼し造られた…
その製作費六基2,120万円…
露天商などを排除し街の景観をよくする意味もあるという…
しかし…
造られた後に問題が起きた…
通称…新松戸「赤い鳥居」問題…
それは…
新松戸市民からの評判が余りにも悪く…
朱色が嫌だ…宗教的な感じがする…街の景観に不適切…など
電子メールや手紙などで多数の問い合わせがあった…
松戸市に対する意見要望書にも…
あの赤い鳥居の建 物は何を表現しようとして創られたのかとても印象が悪いです。(女性、60~69 歳、新松戸)
と記されている…
また…
新松戸町会連合会も塗装の朱色が街の景観を損なっている為に受け入れがたいと…
「早急に色を塗り替えて欲しい」と要望し市議会で問題になった…
しかし…
市の返答は…
地域住民への十分な説明が足りなかった事は認めたが…
市役所としては信念を持って…
目立つ色によって人が通る道標とすることができ…
歩行者動線を確保することができたと考えている為…
色の塗り替えはしない方針…
その為…
17年経った今も朱色のまま…
人々から謎の赤い鳥居と呼ばれている…
そんな街…MAD CITY a.k.a. やさシティ……