【千葉】検見川の住宅街にある逓信建築の廃墟「検見川送信所」
- 2024.03.24
- 千葉県
逓信建築の代表作のひとつ「検見川送信所」
新検見川駅から歩いて徒歩10分ほど行った住宅街…
そこに、モダニズム建築の先駆者・吉田鉄郎氏が設計し大正15年に建てられた東京無線局検見川送信所の廃墟がある…
太平洋戦争中は南方の占領地との通信拠点として使われていた…
昭和27年には日本電信電話公社発足に伴い、同公社の検見川無線送信所として使われていた…
昭和54年に業務の全てを名崎送信所に移管し、廃止…
その後、建物は取り壊される方針であったが2007年8月に発足した「検見川送信所を知る会」が中心となって保存運動を展開している…
市は当初の方針を見直し、その歴史的価値の再検証と今後の処置を検討中 …
駅から大きな道を10分ほど歩く
住宅街へと続く遊歩道がある…
その草原の中に…
「検見川送信所」の廃墟がある…
立ち入り禁止の柵は壊されている…
保存どころか…
正面からだと…
建物へ鬱蒼とした植物が邪魔で近づけないが…
迂回し砂利道を進んで行く…
施設へと続く畦道がある…
畦道を進んで行くと…
検見川送信所の全貌が明らかになる…
封鎖された窓…
生い茂る植物…
侵入者による…
落書き…
奥へと行く…
これ以上は雑草で進めない…
完全に雑草飲み込まれた…
付属の施設…
埋もれる…
鉄と自然の調和…
保存活動が進み…早く建物の中に入れる事を願う…
これが検見川クオリティ…