【松戸】平潟神社と平潟遊郭跡…
- 2024.03.25
- 千葉県
平潟神社と平潟遊郭跡
松戸市松戸2000番台の住所は元々平潟と言われていた…
そこに現存する平潟神社（水神宮）…
その西側の一角は、平潟遊郭と呼ばれる遊郭だった…
昭和30年代前半に松戸市商工会議所 観光協会が発行した絵葉書セット…
その入れ物の一部に書かれた松戸市付近略図には温泉マークと夢の里と記されている…
売防法が昭和33年に施行され遊郭は廃止したが、特殊旅館を学生寮と利用していた…
今ではすべて取り壊されてしまった遊郭跡地だが…
微かに歴史跡を残している…
前方に見えるのは来迎寺…
遊女の死亡年齢は平均24才と若く…
身寄りなども無く遊郭から近い来迎寺は投げ込み寺だった…
その為今でも遊女達の墓がある…
来迎寺の斜向いにある平潟神社…
遊女達が神頼みに来ていたと言われている…
平潟神社は…
水神社として江戸川沿いにあり…
水運とも関わりのあった当地では信仰も篤かった…
平潟神社境内にも遊郭に関連する遺物が残っている…
九十九楼と書かれた天水桶…
九十九楼は平潟遊郭にあった妓楼で、新宿などにもあった大手の妓楼…
この天水桶は九十九楼からの寄贈品…
来迎寺には、九十九楼の墓も現存している…
江戸川沿いから曲がった所に…
平潟遊郭のメイン通りだった場所がある…
30件以上の妓楼があった…
当時の建物は残ってないが…
古い電柱が何本か残っている…
その他に…
柳の木がある…
これは遊郭時代の名残…
この向かいに九十九楼があったとされている…
メイン通りから少し行った所に…
売防法が施行された翌年に作られた平潟公園がある…
この辺りがその昔平潟だった事の名残…
これが松戸クオリティ…
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