東京メトロ千代田線単独終端駅「北綾瀬駅」 0番線。 全国に40カ所ほどしかない0番線。 都内には2カ所。 その内の1カ所が、綾瀬駅。 行先は北綾瀬駅。 3両編成の電車しか止まれない小さな駅。 地上を走る地下鉄ローカル線。 しかし、その千代田線単独終端駅「北綾瀬駅」が現在10両対応できるように拡張工事が行われている。 10両編成対応工事が完了すると、代々木上原方面への直通運行が始まる。 つまり0番線が無くなる可能性があるのだ… 都内の貴重な0番線が… そんな0番線と俺の出会いは、半年ほど前。 電車 […]
柏にある野田名物「やきそばポテト」 ある晴れた日。 柏から野田へ方面へとサイクリングを嗜んでいた時の事。 突如視界に入りこんで来た看板。 野田名物…?やきそば…?ポテト…? あれ…?もう野田?? 自転車を止めグーグルマップで現在地を確認する。 柏… 野田までは、まだかなり距離がある。 どういう事だよ… めっちゃ鋭角に曲がるな… しかも、そっちガンガン柏方面だし… 野田名物ってのも醤油以外聞いた事ねーし やきそば名物とか本当かよ… 看板ひとつで、完全に俺の心は弄ばれた。 気になる… 俺は、道を鋭角 […]
滑河駅 オートパーラーシオヤ 古き良き時代、日本のいたる所にあったオートパーラー。 オート。 それは全自動。 パーラー。 それは、憩の場。 オートパーラー。 それは全自動の憩いの場… 銚子へ自転車で行った帰りの事だった。 日も暮れだし、疲労もピークに達し、暗がりにそびえ立つ巨大な鳥居に恐怖心を覚えた。 どこか休息できる場所… コンビニでも何でもいい少し休みたい… 暗がりの道を、ひたすら自転車を漕ぎ続けた… 突如、ただっぴろい敷地の奥から光り輝く場所が見えた。 コンビニか! 砂漠でオアシス… 俺は […]
柏 唐揚げの有名店 太平楽 柏で仕事を終え家路に帰る途中。 駅へと向かう裏路地で一軒の焼鳥屋が視界に入ってきた。 良く燻され年季の入った佇まい… 気になるな… しかしこういう感じの店は、一見だと入りずらいな… どーする… ここで行かないと苦手意識が付いて二度と行かない気がするな… ここはひとつ冒険するかな… 俺は、勇気を振り絞り扉を開けた。 店内は満席… カウンターの一番手前… 焼き場の前の1席だけ空いていた… 俺は、ラスト1席へと座った… ラッキーだったな… 壁にあるメニューに視線を合わせる… […]
成田 ワットパクナム 日本別院 タイ… それは、俺の心のふる里。 愛、夢、希望、タイ。 あれは、自転車で銚子を目指していた時の事だった… 成田を、真っ直ぐぶった切って行こうとした俺は道に迷っていた… 田んぼ道を不安になりながら進んでいた。 そして俺は、知らぬ内に、タイへと足を踏み入れていたのだ… 突如視界に入ってきた異国情緒あふれた看板… なんだこれ? ここ日本だよな… 俺は、不思議に思った。 そして看板の先には怪しい建物が… 俺は自転車を止めた… なんだここ? 日本の建物にしちゃ変わっているな […]
竹岡 黄金井戸 竹岡ラーメンなる物を知った俺。 グーグルの画像検索で、竹岡のそれを見る度に胃がそいつを求めた。 気が付くと俺は、列車にゆられ竹岡の大地へ降り立っていた。 その日は、まだ肌寒く俺は、Gジャンを羽織っていた。 下もデニムパンツ。 デニムオンデニムそして青いブーツ… その者蒼き衣を纏いて、ラーメン屋を目指し、竹岡の大地を歩き出した。 海沿いへと出ると強烈な浜風が俺を襲った。 しかし次の瞬間…風がやんだ。 風がない…くっ耳が痛い… 大気が怒りに満ちてやがる… 俺は、辺りを見回した。 洞窟 […]
成田 下総利根宝船公園 良く晴れた日曜日。 我が、ふる里銚子へと向かう途中の事だった。 突如視界に飛び込んで来た巨大な宝船… あれは何だろう? 俺は、立ち寄った。 宝船の、目の前に広がる広大な大地… 日曜の昼間だというのに誰もいない… 所々、立ち並ぶ墓標のような石… なんだろう?と覗き込む。 「利根川」と書かれている。 もう一つには「鬼怒川」… ほかにも手賀沼など千葉を流れる川や沼の名称が… もしかして…この宝船へ続く道は…川に見立てられているのか… そうか… 船=川って事か… という事は、あの […]
シャヒジャルカレーが有名な柏「中華大島」 町中華… それは、イデオロギー そしてノスタルジー 遠い記憶… ソウルフード… 暖かい家族との思い出。 カレー インドで生まれ各国にそれぞれのスタイルがあるスパシーな料理。 それは、アイデンティティ… おふくろの味。 各ご家庭で味の違うオリジナル文化… そんなイデオロギーとアイデンティティが融合した店が柏にはある。 あれは、寒波が吹き荒れ身も心も凍るような寒さの日だった。 柏で、仕事を終え帰ろうと思った時の事。 一件の中華屋が目に入った。 ほう…いい感じ […]
南柏 稲荷神社 南柏。 独特の雰囲気のある街。 其処は、罪人や武士の魂がひっそりと眠る街。 しかし、それだけでは無かった… この街の住人達にも、あまり知られていない男根の神様が存在する。 ある晴れた日。 仕事で南柏を訪れた時の事。 駅前の十字路で信号待ちをしている時、ふと視界に入ってきた広場。 横断歩道を渡り、広場を覗くと脇に神社が見えた。 俺は、その独特な雰囲気に惹かれた。 少し気になり近づみる。 神社の構造上ここまで車が無傷で進入するのは、ほぼ不可能。 しかし車乗入禁止の看板… その奥に茅葺 […]
新橋 ベンダースタンド酔心 自販機コーナー… それは都会のオアシス… オート それは、自動 スタンド それは立ち飲み。 そんな素敵な空間が世の中には多数存在する。 あれは、新橋で商談がうまくいった日の事。 会社に連絡すると直帰して良いと言われた。 まだ昼過ぎ…思わぬ早いお帰りに、胸を高鳴らせた… 「一杯ひっかけて帰るか…」 「しかしまだ時間が早い…どーするかな…」 俺は、そう呟き、わくわくしながら街を散策した。 途中視界に入った自販機コーナー。 タバコを吸おうと立ち寄った。 店内は、休息を求めた […]