【松戸市】松戸宿…春雨橋周辺の街並み…福岡家住宅から除く謎の鳥居
松戸宿…春雨橋周辺の街並み…
松戸は…
江戸時代…松戸宿と呼ばれる宿場町だった…
旧水戸街道沿いには…
その時代の形跡が沢山残されている…
松戸駅西口から旧水戸街道沿いへと出ると…
SEIKO…
では無くSEKIがある…
この辺り一帯が松戸宿と言われていた場所…
ここから北千住方面へと歩いてゆくと…
旧福岡薪炭店がある…
福岡薪炭店は江戸期以来の松戸きっての資産家通称中屋籐八が営んでいた薪炭店…
店舗は屋敷の敷地内に造られており…
店舗の裏には福岡家住宅と広大な敷地が広がる…
現在は店舗も住宅として使われている…
そして…
左手の立派な門の奥には…
謎の鳥居が見える…
『昭和の松戸誌』によれば、「福岡薪炭店は江戸期以来の松戸きっての資産家。通称中屋籐八。九代目。今は資産管理業。裏に神社。松戸神社の祭礼時にはいつも神酒所に」と記されている…
どうやら裏地には公開されていない神社があるようだ…
松戸神社と関係が深いのだろうか…
しかし…
松戸神社のHPにある祭礼や神酒所の写真には写っていなかった…
旧福岡薪炭店の横には坂川が流れている…
春雨橋を渡ると…
関宿通多功道見取絵図の一部が石碑に記されている…
地図から読み取るに…
縦にした方が分かりやすい…
宮田稲荷としるされている場所が現在に松先稲荷神社にあたる…
その下にある御嶽大権現が現在の松戸神社になる…
水戸石橋と書かれている場所が…現在地…春雨橋…
石碑だと…丁度旧福岡薪炭店の場所が見切れている…
旧福岡薪炭店の場所には昔から神社があったのだろうか…
春雨橋から川沿いを歩いていくと細い橋がある…
橋の右手は宝光院…
明治の神仏分離までは松戸神社の別当寺だった…
左手は旧福岡薪炭店…
松戸神社は文献によると…
元々の祠は江戸初期まで街道反対側の江戸川堤近くにあったが…
寛永三年(1626)に現在地に遷座して創建とある…
これは…
隠された鳥居の奥の神社…
松戸神社の祭礼時にはいつも神酒所…
まさかここが…
つながる点と線…
だが推測にすぎない…
橋を渡ると…
昭和で時が止まったかのような景色が広がる…
タイムスリップ…
道を奥へ行き…
裏路地を歩く…
道の左手には歴史感じる民家…
その奥は…秘められた地…
細い路地をぬけると…
丁度江戸川の土手に出る…
土手から眺める旧福岡薪炭店の秘められた地…
まさに禁裏…
木々で良く見えないが…
木々に紛れ…
巨大な鳥居が見える…
「元々の祠は江戸初期まで街道反対側の江戸川堤近くにあった」
頭の中によぎる文献…
推測でしかない…
しかし…
お堂も鳥居も新しく感じる…
土手から鳥居を眺めていると…
通りがかりの老夫婦が声をかけてきた…
そして…
鳥居の謎や神社にまつわる噂を色々と教えてくれた…
老夫婦の話からすると松戸神社はまったく関係なかった…
土手から…
旧福岡薪炭店の脇の路地へ…
そこもまた…
時が止まったかのような路地が続く…
歴史を感じる一軒家…
その奥には…
妙晃寺 松戸別院がある…
今は廃寺になっている…
裏の隠された禁裏とは関係があるのだろうか…
路地をそのまま真っ直ぐ進むと…
旧水戸街道へと再びでる…
左手には旧福岡薪炭店…
謎の鳥居と神社…
禁裏がある街…
MAD CITY…