【松戸・柏】あの頃の今…駄菓子屋の廃店舗…「フレンド」
俺達の憩いの場だった…駄菓子屋「フレンド」
駄菓子屋…
それは…
少年達のコミュニティ…
圧縮された小さな世界……
初めての買い物を体験し…
買い物で数学…経済を覚え…
少年から大人へと変貌を遂げていく場…
我々が小さかった頃…良く行った駄菓子屋が「フレンド」
丁度…松戸と柏の市境にあり…他校の少年達との交流の場でもあった…
そんな駄菓子屋に二十数年ぶりに訪れてみると…
住宅街に…
懐かしの店舗は残っていたが…
シェードはボロボロに破れ…
シャッターは閉ざされていた…
チェリオを飲んで1プレイ50円の筐体で格ゲーをやった日々…
嗚呼…俺達のフレンド…
何年前に潰れてしまったのだろうか…
高校生になってから…最後に行ったあの日…
「ああ…あんたかい…覚えてるよ…懐かしいね」と言ってくれた店主…
今…思えば…高校生位の年齢の子が来たら…
全員に言っていたのだろう…
老獪にして明解…
子供を手玉に取る天才…
それが駄菓子屋の婆テクニック…
哀愁に浸り…
南柏方面へと帰る途中…
其処には…
ファミリー…
エリア外なので知らない店だが…
子供用のチャリが店先に止まっている所を見ると…
駄菓子屋系の店なのだろうか…
未だ現役…
フレンド…ファミリー…似た系統…
一歩店へと踏み込めば…
聞こえてくるよ…
「ああ…あんたかい…覚えてるよ…懐かしいね」の声…
などと妄想が膨らむ町…
柏…