ギャンブル飯…昭和の風…取手競輪場… 食い処 一九…もつ煮定食…

ギャンブル飯…昭和の風…取手競輪場… 食い処 一九…もつ煮定食…

昭和の香り…ソースどぶづけのアジフライ…

ギャンブルと飯…

それは切っても切り離せない欲望のワルツ…

人は飯があるからギャンブルをするのか…

ギャンブルがあるから飯を食うのか…

嗚呼…俺達のギャンブル飯…

ある晴れた日…

小腹が減り…

暇も潰しに取手競輪へ…

ゲートをくぐれば…

昭和の香り…

焼きそばのソースの匂いに誘われるまま…

手前の売店で…

アジフライ…

タッパーに入って秘伝のソースにどぶづけ…

二度漬け禁止…

先人たちの衣から出た油で深い味わい…

テラス席に座り…

木漏れ日の下…

懐かしい空気を肴に…

アジフライを頬張る…

しかし…

この雰囲気で…

酒は禁止なんだぜ…

取手競輪禁酒法…

酒は駄目だが…

タバコはOK…

いなたい煙草屋でタバコを買って…

一服…

一服したら…

車券売り場の奥にある食堂へ…

2店舗の内…

マグロ握りが有名な…

七富来や…は平日場外発売のみの日の為か休み…

お隣…

一九で食する事に…

奥へと進む…

武骨な昭和スタイルの食券の前で…

注文を伝え…

金を渡す…

食券の行方はいずこへ…

席に着き…

注文した品を待つ…

ものの数分で…

もつ煮定食が着丼…

まずは…

プレーンで…

うまい…

控えめに言って…

柏の…

噂の太郎レベル

すいてる分…

取手の勝ち…

途中味変で謎の薬味を投入…

正直微妙…

そしてプレーンのが良いと思うのに…

何故か箸が…

止まらなくなる…

クセになる…

後をひく…

禁断症状…

味云々じゃなく…

体が…

細胞レベルで求めている…

YAKUMI…

劇薬…

もつ煮…

トリップ…

米ともつ煮と味噌汁を…

一気に…

胃へとぶっこんだら…

一勝負…

白昼夢…

嗚呼…俺達の取手競輪…