【荒川区】都会に残る刑場跡…小塚原刑場跡…延命寺にある首切地蔵…

小塚原刑場跡
南千住にある小塚原刑場跡…
江戸時代の3大刑場、大和田刑場、鈴ヶ森刑場、小塚原刑場 の内の一つ…
南千住駅から降りて直ぐの所にある…
小塚原回向院…
境内にある墓地は小塚原刑場跡として荒川区指定記念物に指定されている…
処刑された囚人は回向院で埋葬・供養されていたと言われている…
墓地には吉田松陰や橋本左内や頼三樹三郎といった幕末の歴史的人物達の墓もある…
線路を挟みもう一つある寺…
「延命寺」…
ここは元々小塚原回向院の一部だったが…
鉄道が通り敷地が分裂した後に…
昭和57年11月20日に分院独立した…
実際の処刑場があった場所のようで…
つくばエクスプレス開発のさい…
かなりの亡骸が出土した…
境内には…
首切り地蔵で有名な延命地蔵が祀られている…
刑死者供養のために1741年(寛保元年)に作られたのだが…
処刑場に祀られていた為…
首切り地蔵と呼ばれるようになった…
解体新書で有名な杉田玄白が刑死者の解剖に立会っており…
医学の発展の為に小塚原刑場で処刑された罪人の死体が使われていた…
地蔵は…
東日本大地震のさいに左手が落ち修復されている…
今でも修復寄付募集をしながら罪人の魂を鎮めている…