西八王子駅の萌え寺「了法寺」 萌え… サブカルチャー文化におけるスラング… 対象への好意・恋慕・傾倒・執着・興奮等のある種の感情を表す言葉… 萌え絵… 日本の漫画やアニメ、ゲームなどに使われていた萌えを感じさせる絵… 近年では市民権を得、日本各地に存在し企業などにも使われている… あれは一年前の夏… 清宮選手、最後の夏の戦いを見るべくダイワハウススタジアム八王子へ行った帰りの事だった… やたら電波をはっしている看板が目についたその矢先… 先程とは相反する電波をビシビシに発している寺があった… 寺 […]
立川にある老舗焼肉屋「慶州苑 」 町焼肉とはなんだ… 町焼肉とは… 大型チェーン店や小綺麗な新しい店舗の焼肉屋ではなく… 昔から街にある個人経営の焼肉屋… 昭和の香りを色濃く残す大衆焼肉… それを俺は町焼肉と呼んでいる… 今日も最高の町焼肉を求め彷徨う… 先日、妻と立川へ出かけた時の事。 腹も減ったし何か食べて帰ろうと店を探していると一軒の焼肉屋が視界に入る。 昭和テイスト全開のサンプル食品。 ネオンの感じも良い。 看板も良い感じに古びれている。 金玉光…怪しい文字…の下に昭和47年創業と書かれ […]
東上野 老舗焼肉屋「東京苑」 町焼肉… それは… 大型チェーン店ではなく… 昔からやっている個人経営の店… 俗に… 大衆焼肉とよばれているアレだ… どこの町にある大衆焼肉… 俺はそれを町焼肉または野良焼肉と呼んでいる… 上野で終電を逃し、朝まで飲んだ日の事。 俺は、道端で気を失っていたようだ… 腹が減り目を覚ます…すでにお昼前… 辺りを見回すと、コリアン焼肉街が視界に入った。 焼肉か…起き抜けから焼肉… 悪くないな… 俺は、そう呟きコリアン街を徘徊した。 昔ながらの良い感じの店が沢山あるが、まだ […]
南千住 円通寺/ 巨大な物体。 何故か人々の心をつかむ。 時には恐怖を感じ。 時には神格化し崇拝する… 以前、仕事で南千住の街を徘徊していた時の事。 俺の視界に突如怪しい建築物が飛び込んで来た。 なっなんだ…あの城のような建物は… 気になる… 気が気じゃいられない… 俺は走りだし建物へと向かった。 ここっぽいな… 俺は門をくぐり抜け中へと入った。 そこで、俺は信じられない物と出会っちまった… こっ…これは… か…神… しかもデカい… 美しい… 俺は、感極まりそこに立ち尽くし涙を流した… 一体此処 […]
明治30年創業「みの家 本店」 桜鍋。 明治初期頃からある馬肉を使った東京の伝統料理。 馬肉。 それは、鶏、豚、牛にも劣らない最高の肉。 ある晴れた日、俺は森下にいた。 凄く腹が減っていた。 森下…初めて来たこの街で、何を食べよう… しかし、店を探し始めて数分で、俺は出会ってしまった。 馬豚鍋の文字… 古く燻され伝統を感じる店構え。 老舗感満載の昭和建築… 渋い看板。 この雰囲気…間違いないはずだ… こんだけ、御大層な店構えで不味いはずがない… 店の中へ入る。 そこはまるで、千と千尋のような世界 […]
北千住「まるせん」 焼鳥。 男達の好物。 俺の中の愛してやまない食べものランキング30年連続1位。 店を見つけただけでも、心酔わされる。 北千住で仕事を終え帰る時の事。 視界に入りこんで来た30円の文字。 何が30円なのかと店内を覗く。 ずらりと並ぶ焼き鳥。 30円の正体は鳥モモ。 他の部位も60円と安い… てか、安い…いやいや安すぎるだろ… 俺の心は、躍っていた… これは、買わないわけには、いかないだろ… 鳥モモ5本に、つくねを2本頼んだ。 店員は、おもむろに紙袋に焼き鳥を入れ差し出した。 「 […]
両国 山くじら ももんじや 獣肉。 それは、男の欲望。 あらゆる種類の肉を喰らう、それは甘美な人生。 先日、仕事で両国を回っていた時の事。 「山くじら ももんじや」と書かれた看板の店が視界に入りこんだ。 山くじら…いったい何の店だろう? 店へと近づく。 物々しい鉄格子の奥には、猪が吊るされていた… ヤッバ… 脇にあった看板に目を通す。 どうやら、山くじらとは猪の事のようだ。 そしてこの店、猪料理の専門店だった。 ビルの入り口側へと回り込んでみると黄金の猪が… うーん、こりゃ食べて行くしかねーな… […]
浅草 曹源寺 ミイラ… その言葉を聞くだけでゾクゾクする。 河童… 男の好奇心を刺激するもののけの類… 河童のミイラは、全国津々浦々に存在すると言われている… 数年前の事、仕事の買い出しで、浅草のかっぱ橋道具街へ行った時の事だった。 ビルへと視線を向けると無数のマネキン 何だか面白い所だな… 街を散策していると電柱に「かっぱ寺」と書かれた看板が視界に入ってきた。 かっぱ寺?なんだろう? 押し寄せる好奇心。 その感情に逆らえず、仕事を忘れ、寺へと吸い込まれた。 中へ入るとすぐに、謎の河童の置物。 […]
鶯谷駅「ささのや」 焼鳥… それは胃袋の欲求を最高に刺激する最高の酒の肴。 屋台の焼き鳥屋… プレハブの焼き鳥屋… スーパーの入り口にいるワゴンの焼き鳥屋… 路面の焼鳥屋… 全部違って全部良い… 見かけたら食べずにはいられないのが焼鳥屋… 鶯谷を散歩した帰りだった。 駅へ向かい歩いていると、焼鳥の良い匂いが鼻の奥を刺激した。 匂いの先に、視線を向けると人だかりが出来ている。 看板には「もつ焼き」「やきとり」「一串70円」の文字が見える。 70円か…安いな… 店の前で足を止める。 外は前金と書かれ […]
東京メトロ千代田線単独終端駅「北綾瀬駅」 0番線。 全国に40カ所ほどしかない0番線。 都内には2カ所。 その内の1カ所が、綾瀬駅。 行先は北綾瀬駅。 3両編成の電車しか止まれない小さな駅。 地上を走る地下鉄ローカル線。 しかし、その千代田線単独終端駅「北綾瀬駅」が現在10両対応できるように拡張工事が行われている。 10両編成対応工事が完了すると、代々木上原方面への直通運行が始まる。 つまり0番線が無くなる可能性があるのだ… 都内の貴重な0番線が… そんな0番線と俺の出会いは、半年ほど前。 電車 […]