駅のホームにある洞窟!/箱根登山鉄道 「深沢銭洗弁財天」

箱根登山鉄道 塔ノ沢駅0分 「深沢銭洗弁財天」 先日、ふらっと箱根へ行って来た。 箱根登山鉄道に乗り込み、ケーブルカー、ロープウェイにでも乗ろうと思っていたが… 1駅目の塔ノ沢駅で、異変に気が付く… 視界に飛び込んできたのは神社… しかも駅のホームに… 俺は急いで列車を、飛び下り逆側のホームへと向かった… 駅のホーム…大きな口を開けたトンネル…そして神社… なんという異世界… 非日常… 何かありそうな雰囲気… あなぐらを感じる… 俺は、幻想的な神社の中へと、吸い込まれていった。 境内へ入ると直ぐ […]

あしたのジョーのふるさと「いろは商店街」/ドヤ街「山谷」

ドヤ街「山谷」にあるアーケード「いろは商店街」 昨年、山谷の夏祭り後に、玉姫公園で寝てしまい気が付いたら朝だった… 俺は、腹が減ったので「いろは商店街」を目指した。 山谷のドヤ街をぬけて行く。 厚生食堂が良かったが、もう8時を過ぎている為閉まっている。 山谷の朝は早いな… それにしても、ドヤ街は魅力的な店が多い… 今夜は、ここで飲むか… などと考えながら裏道をぬけていく 孤独のグルメで有名な、大衆食堂「きぬ川」が見えてきた。 飯きぬ川でもいいな…どうしようかな… その奥には、あしたのジョーのふる […]

外れくじを供養する/大久保通り「宝禄稲荷神社」

大久保通り「宝禄稲荷神社」 年末ジャンボ宝くじ… 一年に一度夢見る年末。 昨年も、全力でぶつかった結果… つわものどもが夢の跡 。 人生は幻 。 夢幻泡影。 無念… しかし、俺の見落としがあるかもしれないと、外れクジも一緒に持って宝くじ売り場へと向かった。 300円と共に帰ってきた9枚の外れクジ。 俺は、怨念の籠った外れクジを持ち、何かに誘われるよう大久保通りを歩いていた。 殺風景な神社の前を、通り過ぎようとした時… 「こっち…おいで…おいで…」 囁き声が聞こえた。 俺を…呼んでいるのか…? 俺 […]

鬱蒼とする森の中にひっそりと鎮座する金精様/柏市「土谷津の七社様」

柏市にある「土谷津の七社様」 数年前、あの日の俺は、何かに誘われるように柏のはずれへと向かった。 その場所は、昔々土谷津という地名で呼ばれていたそうだ。 この辺りの地が、我孫子と柏に分かれた時に消滅してしまった集落「土谷津」 何かある気がして、俺は彷徨っていた。 畑だらけの道。 何も無いなと歩き続けていると、鬱蒼とする森へと道が続いていた。 森道に入って直ぐ、右側にひらけた場所があり祠のような物が見えた。 こんな鬱蒼とした森の中に祠だと… 好奇心が込み上げてくる。 祠の方へと行ってみると、ひらけ […]

7種の肉を食す「袋鼠 鴯鶓 鰐 鴉 兎 駝鳥 蠍」/新宿「パンとサーカス」

新宿「パンとサーカス」 肉を喰らう事、すなわち男の本能。 あらゆる種の肉を喰らう事、それは男の欲望。 肉それは、まだ見ぬ美女との戯れ。 枯渇した気持ちを潤してくる高貴な食物。 それが「肉」。 数年前の事、新宿で、色々な生き物の肉を提供している店があると友人から聞かされた。 色々な肉!まだ見ぬ、肉達が食べれる喜びに、俺は身震いした。 しかし当時あった7種の肉を食べれるコースは、4人のパーティーを揃えないとイベントが発生しないと知る。 俺は、肉仲間の面々に声をかけ新宿へと向かった。 新宿で、合流した […]

そびえ立つ人工地盤!参道がマンション内に!?天空の寺「三宝寺」

横浜にある浮遊寺「三宝寺」 街を、散策している時に稀に感じる違和感。 違和感の正体を探すと異様な光景に気が付く。 数年前、横浜での一幕もそんな違和感からだった。 横浜の街を歩いている時に、ふと視界に入ったマンション。 何という事はないマンションなのだが違和感を覚えた。 何だろうこの違和感… ボーっと、入り口に目をやっていると、違和感の正体に気が付く。 「三宝寺??」 入り口に、寺の名前が書かれた石塔。 マンションを見上げる。 寺らしき物は何処にも無い… どういう事だ… 寺なんか無いのに、寺の名前 […]

天狗の顔と洞窟が!/横浜「大網金比羅神社・龍神社」

横浜にある「大網金比羅神社・龍神社」 あなぐら、岩屋、洞窟、洞穴。 穴。 穴それは見れば気持ち昂ぶる場所。 男の好奇心を刺激する場所。 そんな横浜の穴との出会いは、穏やかに晴れた冬の日の事だった… 俺は、ライフワークの街散策を、横浜で行っていた。 ふと視界に入ってきた鳥居、その奥に高くそびえたつ人工地盤、そして人工地盤の上には寺… これは…におうな…何かありそうだな… 鳥居からdeepな匂いがプンプンと放たれている。 俺は、神社に立ち寄ってみる事にした。 鳥居をくぐり抜け、階段を駆け上がる。 高 […]

「微巣登路(びすとろ) 」と読ませるイカしたセンス/テーブル筐体のあるレトロな喫茶店

北松戸にある喫茶店「微巣登路(びすとろ) 」 ある晴れた日、俺は猛烈に腹が減っていた。 北千住方面へと電車に乗っていたが、北松戸で途中下車をする。 何か食うもの… 駅前のローターリーを見渡す。 漢字4文字の怪しい看板… び…す…のぼり…ろ?? なんて読むのだろう…気になりビルへの中へ足を進めていく。 外の看板は真新しかったが、ビルへと入ると空気がガラッと変わった。 廃れた雰囲気の通路は、あなぐらのようだ。 年季の入ったサンプルメニュー。 老舗なのだろうか? 漢字のセンスといいバシバシに怪しい雰囲 […]

80年前にタイムスリップ!旧銀座アパートメントこと奥野ビル

銀座にある奥野ビル 先日、銀座の街を徘徊していた時の事… 突如、時空が歪みだした。 近代的なビルとビルの合間に、あまりにも不自然なビルが姿を現す… 何だあのビル… 恐る恐る近づいて見る… 明らかに、このビルだけ戦前の頃から時が止まっている…。 どういう事だこれは… ビルを見上げながら俺は思った。 「銀座の一等地だぞ…夢でも見ているのか…」と 押し寄せてくる好奇心…このままこのビルをスルー出来ない… 俺はビルの中へと入ってみた。 そしてエレベーターをみて愕然として。 この平成の世にあって、大正から […]

錦糸町「桃山」/テーブル筐体のある喫茶店に引き込まれるのは何故!?

錦糸町にある昭和レトロな喫茶店「桃山」 喫茶店それは男の憩いの場。 戦士の休息。 オアシス。 喫茶店それだけで魅力的な存在。 なのに、テーブル筐体のある喫茶店となると、さらなる魅力に引き込まれてしまいもう普通の喫茶店へと、心のトキメキが戻らなくなってしまう。 何故なんだ…何故テーブル筐体のある喫茶店は、あんなにも心がワクワクするのだろう… 俺は、今日も答え探して街を放浪するのだった… あの日の俺は、終電を逃し行く宛もないまま錦糸町の街を放浪していた。 視界先に1軒の喫茶店。 24時間営業。 助か […]

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